HOME » 本当に大丈夫?中古医療機器を検証 » 問題なく機能するか?

問題なく機能するか?

中古医療機器の価格や安全性について解説しています。

中古医療機器の品質・安全性は?

中古医療機器で必ず問題となるのが「品質に対する保証」です。

この点について、国は2005年の薬事法改正で取引に関する多くの条件を販売業者へ課すことで対応しています。

例えば、中古医療機器を販売する業者には、

  • 高度管理医療機器等販売業の許可を取ることを義務づける
  • 医療機器の品質を製造販売業者と連携して確保させる

など品質面の確保に努めるための決めごとを課しています。

安全性の面においても、使用上の注意事項や禁止事項、他の機器との併用について、事故や故障時の対応など、販売主には厳しいチェックがなされるようになりました。

そのため、最近ではいわゆる”不良品”が出回ることもなくなっています。

また、販売業者は医療機器の最新版の取扱説明書と添付文書を完備していなければ売ることができません。

メーカーから提供される情報(不具合や苦情に関しても)を収集し、医療関係者に提供しなければなりませんし、どこから入手した医療機器なのかを記録する義務も課せられています。

販売業者に対して中古医療機器は必ずメーカー点検を通してからでないと販売できません。

メーカー点検」を通った機器には、メーカーが発行する「点検報告書」をつける義務があります。

このように厳しいチェックを受けたものだけが、市場では流通しているので中古品でも問題なく機能するものばかりなのです。

新品と価格を比較!

では、中古医療機器の価格はどれくらいで取引されているのでしょうか。一例を挙げて、紹介しましょう。

  新品時価格 中古市場価格
超音波診断装置
(日立メディコ/picus)
900,000円 450,000円
内視鏡機器
(オリンパス/EVIS240)
500,000円 250,000円
心電計
(日本光電/ECG-9130)
250,000円 75,000円
眼科機器
(ニデック/ARK-700A)
400,000円 210,000円
血圧モニタリング装置
(エー・アンド・ディー/TM-2581)
110,000円 84,000円

※価格などの商品情報は2013年8月時点のものです。

いずれも製造されてから5年前後の商品ですが、新品と比べると半値近くまでに値下がりしています。

性能的にも汎用品であれば最新機器と比較してそれほど大きな差はありません。

また、それまで使っていた医療機器も下取りしてくれる販売業者もあります。

廃棄処分の料金も不要になりますから、こういったサービスを提供している業者から購入することで、設備投資コストを抑えることが可能になるのです。